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雀聖アワー杯2016後期決勝レポート

category : 未分類 2016年12月7日 

「同点の場合、優勝の条件とは?」

 

日本プロ野球ペナントレースの場合。セ・パ両リーグともに延長12回までで決着がつかなければ引き分け(時間制限なし)となり、再試合は行われない。ちなみに日本シリーズの場合は、第7戦までは15回まで。第8戦以降は延長制限が無くなる。

2016年11月22日、雀聖アワー杯2016後期決勝大会。プロ野球さながらの同点優勝の可能性が生じた。

 

最高位戦日本プロ麻雀協会・野口みちるプロ

 

「制限時間を迎えた時に同点だった場合、何を優先して優勝とするのか。もしくは双方優勝にするのかを最初に決めておくことです」。ゲーム開始時の起家に近い選手を優先。最終局までにリードしていた選手を優先。追いついた選手を優先する等、多様なケースがあると麻将連合μゼネラルマネージャー井出洋介プロは語る。実際、各麻雀プロ団体においても、同点の場合、大会によっても規定が異なるという。

 

麻将連合μゼネラルマネージャー井出洋介プロ

 

運営として、想定していなかったことは落ち度である。しかし筋書きのないドラマが生まれるのが麻雀の真骨頂とも言える。決勝進出者は窪田陽子さん、吉田春美さん、中村博志さんのアマチュア3名。そして大崎初音プロ(日本プロ麻雀協会)。迎えた南4局。優勝の可能性は窪田さんと大崎プロに絞られた。ただ時間制限があるため、同点終了も想定されたのだ。

 

日本プロ麻雀協会・大崎初音プロ

 

そんな緊迫の中、僅差の勝負を制したのは大崎初音プロだった。「今年はここぞという対局の日に転んだり、怪我をしては勝ち切っていました。今朝も舌を噛んでしまい、血が出たことが勝因かもしれません」。

大崎プロ初優勝コメントで、緊迫した会場が和らいだ。

 

優勝者・大崎初音プロを囲んで

 

順位 CODE 氏名 合計 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦
第 1位 1003 大崎初音P 177600 43300 1800 50700 81800
第 2位 0029 窪田陽子 173000 79700 54100 16300 22900
第 3位 0052 中村博志 100800 19100 16000 60300 5400
第 4位 1001 井出洋介P 92500 32000 4200 56300 0
第 5位 0064 吉田春美 88800 65600 33900 -600 -10100
第 6位 1004 野口みちるP 82500 9600 43400 29500 0
第 7位 0025 藤本 武宏 70700 7300 48300 15100 0
第 8位 0047 三浦雄樹 68200 41600 -11700 38300 0
第 9位 0043 吉田宏 50700 30700 20000 0 0
第 10位 0041 岩崎弘宣 38200 -5900 33100 11000 0
第 11位 0065 石井利香 31000 -6800 42700 -4900 0
第 12位 0023 遠藤 弘子 26000 -16200 14200 28000 0

 

今回の決勝を踏まえ、雀聖アワー杯では今後同点の場合は同時優勝と決定。ゲスト協力頂いた井出洋介プロ、野口みちるプロ、大崎初音プロに改めて感謝致します。

 

【雀聖アワー杯】とは?

毎月第3日曜日に予選大会が行われる初心者大歓迎の1day大会。点数計算に自信が無くてもスタッフがいるので安心して参加できます。

興味が湧いた方はお気軽にお問い合わせください。

 

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